大島紬って知ってますか?

日記とひとりごと

最近は、打ち合わせと製品開発にずっと没頭しております。

ここだけの話、実は、9月末から複数リリース予定でしたが、お陰様で忙しくさせていただいており、サンプル作成に時間がかかってしまっていました><

10-11月ごろにORIPIKANで新企画とともに、リリースを予定しておりますので、楽しみにしていてください。


大島紬一問一答!

そもそも、大島紬はどれくらいの知名度があるのでしょうか?

ということで、ちょっと簡単なクイズを下に用意してみました。暇な方はちょっと遊んでいって頂けると嬉しいです。

Q1.大島紬って何でしょうか?

そもそもなのですが、大島紬って皆さん知っていますか??

A1.大島紬は、シルクの生地で、反物(昔のお話に出てくるぐるぐるにまいた、生地)です。

※厳密には、多くの規定や定義がありますが、今回は、まったくご存知ない人のために、このような簡易表現をしております。もしも、関係者で、もっと良い表現がございましたら、是非ご教授いただければと思います。

Q2.シルクって何か知ってますか?

A2.蚕という蛾が、成長過程で作る繭(まゆ)からとった絹糸(生糸)です。ですので、準天然素材です。上品な光沢があり、高級品です。

※シルクロードのシルクもこのシルクです。昔から、交易にも用いられる価値あるものです。

ちなみに、大島紬は、柄を出すために頑丈に結ってるので、厚みがあり、一般的なシルクよりも比較的頑丈です。

Q3.大島紬ってどこで生まれたか知ってますか?

A3.大島紬の産地は、鹿児島県です。鹿児島県の中でも発祥の地は、奄美大島です。自然が豊かで、独特の歴史と文化のある、美しい島で、生まれました。

(私も奄美大島の現地で学習してきました)

奄美の者には、本場奄美大島紬という名が付きます。

Q4.大島紬の価格はいくらでしょうか?

メーカーとしては答えにくいですが、実はピンキリです。

A4.基本的な市場価格は安くて数10万円します。100万円以上のモノも全く珍しくありません。

以上簡単クイズでした。

全く知らない人も、これで少しでも大島紬を知ってくれると嬉しい限りです。


Ak1 × Oshimatumugi

起業して、何か日本の発信のブランドを作ろと考えたときに(作ろうと思ったきっかけはこちら
日本のものつくり(伝統工芸品)を調べてであった驚異の工芸品が鹿児島のシルクの生地の【大島紬】なのでした。

今回は、実はいつもぎもんにおもっていることがありまして、それが

「これってどれくらい認知度あるのだろうか?」

ということです。

なので、ちょっと上の様な投稿をしました。

実は、デザインにかかわり自身で起業し調べてみるまでは、この大島紬は私も名前くらいしかぞんじていませんでした。(恥ずかしながら)

鹿児島出身の私がこれなので、ほとんどの人は、知らないのではないかと思ってしまいます。

大島紬の細かい説明は、こちらの大島紬組合のサイト
いろいろなところでとても細かく書かれていますので、細かく知りたい人は見てくれると嬉しいです。

ただ、やはり、事前知識なくみるとわけがわからなかったり、細かすぎたりすることもあるようですので、上記の様な簡易的な情報を今後も少しずつ発信していく予定です。

第三者目線


私は、一般の家庭で生まれ育ちました。出身こそ、鹿児島ですが、大島紬とのかかわりは、それぐらいでした。

だからこそ、外部目線=客観的に見た価値観で、魅力を発信していますし、ORIPIKANもその魅力を借りています。

大島紬の私の印象は、簡単にお伝えしますと

デザイン性に優れた渋いくせにかっこいい(かっこよく化ける)
しかも、めっちゃ手の込んだ(職人の魂が入った)

代物 というものです。

不思議なことに(ときに、皮肉なことに)

大島紬を既知の方には、(すごさになれてしまってるのかもしれないが)あまりこの印象がないように感じます。

なぜか、地味とか、古いイメージがあるとの声を不思議と聞きます。
私には、まったくそんな感じは、ありませんでした。

(ただ、私のブランド事業は「そもそも、これと一線をはるかに期した軸を持っているので、そんなイメージはお構いなし」なのです。)

あくまで、客観的かつそして、私の主観的に見た大島紬の(新しい)魅力をこちらのページ(ORIPIKAN.comにリンク)にもまとめましたので、まだ、ご興味あるかたは、こちらも見てくれたらちょっとうれしいです。

歴史とか
細かい工程とか
長い説明は全くないです。

そこまで知りたい方は、先ほど紹介いたしました本場大島紬の組合HPにいっぱい載ってるので、勉強したい人は是非そちらをご覧ください。

もしも、偶然にも鹿児島方がご覧でしたら、「大島紬という長い歴史のすごい工芸品があるんだよ」ということだけでも頭の片隅においていただけると嬉しいです。

Ak-Nakamura

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