情報発信する前の話

日記とひとりごと

エネルギーをためる

私は、ここ最近、情報を発信していませんでした。

もちろん、(遊んでいる日もありましたが、)決して遊んでいたわけではありません。

伝統工芸品のブランド構築のために、尽力していました。

それこそ、ブログやHPで発信すべきが多々ありましたが、当時は、ブランド構築の礎を築くことに集中したかった(というよりも夢中になっておりました)ので、更新を控えていたわけです。

ですが、今これまで温めていたものを(いい加減)発信すべきかと思い立ちましたので、こうやって最近は情報を発信させてもらっているのです。

とくに、ブランド構築中の原動力になったものが、今日のお話し、奄美滞在です。


体で学ぶ

私は、大島紬を使わせてもらってブランドを構築するために、研修生として奄美に滞在していました。

デザインをメインに赴きましたが、結果として、多くの方の支援を頂き、すべての工程を学ばせていただきました。

私は直接行くことにこだわりました。

正直、素材はしっかりお金を払って仕入れています。

ただ、ブランドを作って、展開するだけでしたら、行く必要はないかもしれません。

工芸品について勉強したければ、書籍がありますし、ITの発展した時代ですので検索をすればそれこそ多くの情報と知識を得ることができるからです。

表面的なデザインや、ものつくりをしたくない

それでも、私は直接奄美へ行きました。

私が、ブランドとして、、いえ、ブランドが、提供するものは、であり、思いだったからです。

モノを売るのではなく、ブランドを共感してもらうと決めたからには、絶対に、本やHPで学習しただけでは不十分でした。

それっぽいものは作れても、最後に手に取った方に「伝わらない」と確信できます。

だから、実際に自分の足で大島紬の生まれた地に赴き、その身を置き、生産者の方々と話す必要があったのです。


私も全力を尽くす

わたしは、若輩者です。

まして、大島紬産地の人からすれば「外部の人(よそ者)」です。

自分勝手出来ないという気持ちもありましたし、現地の人がどのような気持ちで、どのようにものを作っているのを、じかに見たかったのです。

見たから、だからいいというわけではありませんが、それをしないと、何も始まらないと当時の私は考えていました。

今でも、私はその考えは変わりません。

訪れたことにより、多くの人と触れ合い、多くの出会いを頂き、文献内考えや思いもいただきました。

義務感や責任感はありません。

私は、ORPIKANというブランド事業を、私がしたくてやっています。

それは、いうなれば使命感に近いです。

結果として、上記の思いにこたえれるように、全力でこの事業を楽しむ。それだけだと思っています。


あとがき

現地の美しい自然

肌で感じた奄美の歴史

現地に住む人たとの温かい会話

そして、その中で育まれた大島紬の技

この経験は間違いなく、ORIPIKANの唯一無二を生む原動力です。

Ak1-Nakamura

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