良い負け方(勝つための負け方)

日記とひとりごと

生い立ち

私は、デザイナーであるにもかかわらず、学生時代は、いろいろな経験をさせられて、してきました。

特に中学高校ではバレーボールをガッツリ行ってきました。バレーボールにかかわらず、スポーツというのは、ビジネスその他もろもろに役立つことがとても多いので、経験値で学んだ点を、思い出し思い出し、お伝えします。

ということで、今回のテーマは「負け方」です。

「負け方」は、もしかしたらバレーボール(やセットポイント制のテニスなど)でとくに有効というか気づきのあることかもしれませんが、それでも、応用が利く考え方ですし。

実際私が現役(今でも応用の利くときは)とても意識していることですので紹介します。


はじめに(前提)

バレーボールにはルールがあります。

誰でもわかるように、今回のテーマで必要なことだけ最低限でお伝えしますね。

基本的にバレーボールは3セット もしくは、5セットマッチです。
3セットなら2セット先に、5セットなら3セット先に勝利したほうが勝ちです。

無論、厳しい試合になるほど、ストレート(1セットも負けないこと)で勝利することは難しくなります。

※まったくバレーボールがわからない方は、漫画「ハイキュー」など読んでください。楽しくバレーボールが学べます。(ほかにもバレーボール漫画でおすすめが知りたいときは問い合わせてください。わかる限り丁寧にお教えしますねw)


流れ

【競技の流れ】

バレーボールにかかわらず、スポーツや(文科系・体育系問わず)何らかの競技をしたことがある人は、わかるかと思いますが、ゲームには流れがあります。

不思議なことに、この流れによっては、互角のチームでも、なぜかそこに優劣が発生して、大差で片方が勝利することも、珍しいことではありません。

特に、ビジネスなどと違い展開の早いスポーツはそれがはっきりと表面化します。

ましてバレーボールは一回もボールを落としてはいけない(落とせば相手に1点)という重力に逆らうとても理不尽なスポーツです。

だから、すごいスピードで両者に点数が入るので早いです。

※したことはなくても、テレビでスポーツを見たことある人は、「なんか今こっちのチームがいい感じかな」とか、「あれ、なんか、いまあっちの雰囲気良くないな」とかそれだと思ってください。

【流れのコントロール】

ただこの流れは点数には表れても、(感覚的に感じることができても)具体的に目に見えません。

まして、これをコントロールするのは、なかなか簡単ではないのです。

が、今回は、この流れをコントロールする方法の一つを紹介します。

それが勝つための負け方です。


勝つための負け方

【流れは続く】

さて本題負け方についてです。

(その試合で勝つ場合でお話しします。)

前述のとおり、接戦の試合(それこそ決勝など)では、拮抗することが多いので、劣勢になることもあります。

さて、バレーボールを知らない人には苦かもしれませんが、知ってるスポーツに置き換えてイメージしてみてください。

例えば、、、

最初のセットで、

25点マッチで、(敵)23点 対 15点(自分)

あと、2点とられると、相手チームがセットを取ってしまう。こっちはあと10点取らないといけない、絶望的な状態です。

そんなときの流れはどんな状態でしょうか?

もしかしたら、人によっては

「大丈夫なんとかなる」

「気にしない」

と思うでしょう。(素晴らしいです♪昔は強豪校にいたのかもしれませんね♪)

ですが、人間実際にそういう状態になると難しいもので、

「やばい」
「相手に1セットとられてしまう」
「このセットをどうにかしないといけない」

「なんとかしなきゃ!!」

と思う人は多いのではないでしょうか。

そして、そのセット負けちゃいました。

・・・・

では、どうすべきたっだのでしょうか?
残念ながらここでは、上記の様な「開いた点差をひっくり返す方法はお伝えしません。」

でも「試合の勝ち方のひとつ」はお伝えしますので、もう少し読んでくれると幸いです

・・・・

では、つづきです。

1セット相手に取られてしまいました。
大きな試合ほど、1セットの重みは大きいです。俄然相手は勢いを増します。

さて、状況を整理してみましょう

・相手が1セットとる(相手は勢いに乗る)

・試合に勝つには相手より多いセット取らないといけない。

・(3セット先取なら)次のセットは負けられない。

という感じです。

そして、2セット目が始まりました。

相手はどんな状態か想像してみてください。

「1セット取っているので余裕がある」かもしれません

「1セット目勝利したので、勢いをもって試合を進めてくる」かもしません。

こちらは、逆に負けてるので、あまり良い雰囲気でないかもしれませんね。

いずれにしろ相手は、「良い流れで2セット目をスタートしてくる」と思いませんか??

当時の私が変えようと思ったことはこの「良い流れで2セット目をスタートしてくる」この部分なのです。

【次のセットでスタートダッシュをするために負ける!?】

もし、前述のままだと、2セット目も負けてしまうかもしれません。厳しい戦いを強いられるかもしれません。

「1セット目勝てばいいじゃん」

と思うかもしれませんが、

「広い点差を簡単に逆転することは簡単ではありません。」

当時の私も

「負けなければいい、1セットも負けずに勝てばいいんだと」

と思っていました。

ですが、長く試合してると、こういうシチュエーションは避けられません。

そこで、当時の私は考えました。

「10点差はひっくり返せない、、、」

でも、

「流れを持ってくることは可能だ」

と考えました。

具体的には何をしたか?

思考を変えました。

そのセット何とかすることは忘れて、

その場の雰囲気をよくすることだけ」考えました。

すると不思議なことが起こります。

相手は、

「あれ?なんで相手の雰囲気は良くなってるんだ?」

「おかしいな?」って思います。

言葉にできなくても、ゲームの流れに「変化」が起こり始めたのです。

そしてこれだけで、2セット目のスタートの雰囲気が変わりました。

気持ちの切り替えを、2セット目フライングしてよい雰囲で戦える。

先に、雰囲気を作ることだけに集中すると、点数はたくさん取れなくても、「良くない流れを断ち切る」ことができました。

あわよくば、負けてるのに2セット目こちらに良い流れがある状態でスタートできるのです。


教訓

大きく負けているとき、負けを取り返せないが、次の勝利を引き寄せつことはできる(追っては試合に勝てる)。

心の切り替えは大事です。

ですが、前述のとおり、それを(例えば試合だと試合の合間)で行うのは、難しいです。

しかし、考え方を変え、時間をかけることで、より優位かつ確実にそれが可能になる。

このバレーボールの体験で得た教訓は、負けを見切りをしっかりつけて、ひきづらず、次に切り替える。

(この切り替えのタイミングは、ケースにより大きく異なるが、うまく見極めることで、例のバレーボールのように、自分の流れで物事を進めることができる)ということでした。

●●●あとがき●●●

少しは、参考になりましたでしょうか?

今日は、すこし、まじめに書きましたw

またの投稿をお楽しみに

Ak1-nakamura

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