プロローグ とりあえず「長い」(笑)
昔のアニメは、あまりシーズンというくくりがゆるいイメージです。
(ミーハーヲタクの発言なのであくまで所感です。)
最近のアニメになれていると
だいたい8~12話くらいのワンクール×α +OVA
のようなイメージですが、テレビが3:4の時代はあまり関係ないように感じてしまうのです。
そして、この交響詩篇エウレカセブンは、なんと全50話
クール分けずにこれってすごいと現代人は思ってしまいます。
(ちなみに、一気見とタイトリングしましたが、たぶん2週間くらいかけて分けてみてます。)
ストーリーは、
一言でいってしまいますとロボットアニメです。
(ロボットという表現は、良くないかもしれませんが、まったくわからない人の為にわかりやすくロボットです!)
主人公は、レントン・サーストンという少年です。
(ロボットアニメなのでメインロボットのパイロット)
マシンエンジニアのおじいちゃんと田舎に住んでいて、
機械いじりが得意でボード(サーフィンの風のり版みたいなスポーツ)が好きな少年です。
ある日突然空から(主人公のロボットとなる)ニルヴァーシュにのって少女エウレカが落ちてきて、二人は出会ってしまい、物語がはじまります。
(ちなみにこのロボット、ニルヴァーシュはレントンとエウレカの二人乗りというのも特徴的です。)
極論申し上げますと、このレントンとエウレカの二人の恋の物語です。
(あれ?ロボットアニメじゃなくて恋の物語になってしまいました)
※ここからは少しネタバレもありますので、おきをつけください※
世界観
説明がまどろこしくなりますが、とりあえず、実はすんでいる星は地球ではない(けど実は地球)という設定です。
この世界には
・軍
・レントンたちのいるアウトローなチーム
(傭兵部隊巳みたいな?)
・コーラリアン
(とりあえず宇宙人と認識ください)
がいます。
物語序盤は、
レントンが新しく加わるエウレカの属していたアウトローなチーム(月光ステイト)の仲間たちとの関わりと成長を表します。
そして、中盤から終盤にかけて
コーラリアンなる存在(地球外生命体)が出てきます。
最終的には、軍とコーラリアンの戦争を主人公のチームで防ごう!というような話になっていくのですが
同時進行で
レントンとエウレカや仲間たちが苦難と葛藤を乗り越えて成長していく物語です。
細かい話は本編は50話もありますしここでは割愛しますね。
一方通行でないバトルアニメ
このアニメを観ての総括は、「一方通行でないバトルアニメ」っていいな です。
軍と主人公達の戦争を通じていろんなことが見えてくるアニメでした。
決して戦争が好きというわけではありません。
では何をもって評価するかというと、
①それぞれの立場と考察が出てくる点
と
②争いを客観的に見れる点
です。
①それぞれの立場と考察が出てくる点
50話もあるので、
さまざまな立場の人間が登場し、さらにそのバックグラウンドの描写もあります。
立場が違えば考えてることも異なります。
もちろん、争いごとは良くないです。
登場人物たちが争うこともあれば組織が対立することもあります。
ですが、それは、
「片方が純粋に悪い」
というわけではありません。
それぞれにそれぞれの考えがあり、
時に見ているヒトにどちらも一概に正しいと思わせないということです。
こういった描写は見る人に「相手の視点で物事を考える」きっかけを与えてくれると思ったので、
そういったところはとてもいいと思いました。
②争いを客観的に見れる点
①に準ずる部分もありますが、
作中は戦争や被災地のような描写もあります。
何かと何かと争いごとによって第三者が被害を受けるシーンも出てきます。
戦争などによってそういった悲しむ人が出てくることを改めて教えてくれています。
また作中には作中の宗教が出たり
魔女狩りのような描写があったり
子供のアニメなのにいろいろとみる人に考えさせてくれる物語です。
最終話しか知らない
実は、交響詩篇エウレカセブンは
今回一気見する前は、名前と最終話しか知りませんでした。
(お恥ずかしい限りです。)
なぜ最終話だけかは実はよく覚えいていません。
ですが、
昔最終話のシーンだけ見て「かっこいいな」という記憶が今もあり、今回ネットフリックスに上がっているのを見て一気見してしまったというわけです。
挿入歌もよい
あと、エウレカセブンが記憶に残っていた理由がもう一つあります。
それが、挿入歌です。
最終話の電気グルーヴの「虹」はこの最終話を見て私の好きな曲になりましたし、
オープニングの ニルギリスのSAKURAやほかのオープニングも(交響詩篇というだけあって?)印象的でした。
エピローグ それにしても主人公というのは…
有名なロボットアニメといえば、皆さんは何を思いうかべるでしょうか?
エウレカセブンを見ながらわたしが思い出した作品は
ガンダム
エヴァンゲリオン
です。
どちらも認知度が高いアニメ化と思います。
それにしてもなぜヒット作の主人公はネガティブというかちょっと子供っぽいんですかね(笑)
少年漫画の主人公とは真逆にあるような感じがいつもしてしまいます (笑)
もちろんその方が見る人に伝えるものもがあるからなのでしょうけども
それでは今回はこの辺で失礼します。
Ak1-nakamura