図解 最高の戦略教科書 孫子「一番読みやすい本かもしれない孫子」

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プロローグ 兵法に触れたのは

孫子の兵法は多くのビジネス書にも取り上げられていますので、

これをお読みになったことがない方も「孫子」名前ぐらいは知っているのではないでしょうか?

ちなみに、私と「兵法」の出会いは、中学生のころにまでさかのぼります。

当時好きだったガンダムのシリーズに「機動武闘伝Gガンダム」というのがあります。

マスターアジアという主人公の師匠的な人がいるのですが、よく「兵法」という単語が(ゲーム内のセリフで)出てくるので
「兵法とはなんなんだ?」と当時検索したことを覚えています。

ただ、もちろん当時は「孫子の兵法」について細かく知るには至りませんでした。

今日はそんな孫子の兵法関連の書籍のご紹介です。


孫子の兵法は現代でも使えるのか?

私の知る限り成功している経営者で

「孫子は使えない」

とかいう人はいないです。

付け加えますと

周りで成果を出されている経営者の方でこの孫子を勉強されている方はとても多いです。

個人的には私自身も読んでいます。

久し振りに、本棚で(赤い本だったので)目に留まったので

簡単に紹介したいと思います。


読書初心者にはハードルが高い(かも)

孫子(の兵法)に関する書物はアマゾンなどで「孫子」と売って検索していただくとわかるかと思いますが、とっても多いかと思います。

ですが、実際に手にしたことのある人って意外と少ないのではないでしょうか?

(そもそも成人後読書をされる人は5人に1人らしいので、孫子を読んだことがあるかとなると10人に1人もいないかもしれません。)

特に日頃本を読む習慣がない方ですとなおさらちょっと手を出しずらいとか思う人もいるかもしれません。

読む人によるので、重い本かどうかと聞かれると何とも言えませんが、
そこそこ厚い本も多く結構手を出しにくいという人は少なくないかと思います。

(まして原本直訳のみの本はわたしもまだ手を出せていないです)

とはいえ、それだけ数がありますので、最近は意訳でとても読みやすいので、とりあえずチャレンジするのも悪くないかと思います。


中でも「入門」としてとっつきやすいものをご紹介

今回紹介しています本は、

「図解 孫子 最高の戦略教科書(守屋 淳 著) 日本経済新聞社 

です。

この本は元々の
「孫子 最高の戦略教科書(守屋 淳 著) 日本経済新聞社」

を図解にしたものです。

図解 孫子 最高の戦略教科書のいいところは

・本が薄い

もちろんその分記載されています内容量は減ってしまいますが、

まずは孫子について触れたい方には、とっつきやすいかと思います。

なんともともと20mm以上の本が図解ですと8mm以下にまでちっさくなっています!

おそらく手に取って頂くと「薄い!」と思われるかと思います。(笑)

・わかりやすい

本のタイトルのように、孫子の教えを「図解」にしてくれています。

例を用いながら、図解にしてしかも一つの見開きに基本的に一つのトピックのみを載せてくれていますので、読みやすいです。

昔の勉強ではないですが、絵と関連図けてあたまにものこりやすいかもしれませんね♪

・要点をとりあえずかいつまめる

どうしても記載できる量には限りがありますが、

それでもいくつかの要素をかいつまんで説明してくれていますので、入門書としてはとても入りやすいかと思うので今回ご紹介しました。


孫子がなぜ今も読まれるのか?

さて話は前後しますがそもそも

「孫子」がなぜ学びになるか?といいますと、、、

そもそも、いわずもがな孫子は人物の名前です。

彼の生きていた時代は、まだまだ簡単にいうと「乱世」の時代です。

日本の戦国時代をイメージしていただくとわかるように大陸の中にいろんな国がありその隣国各国、全部敵です。

乱世ですし、いわば「戦争」ですから、

「失敗」=「死」もしくは、「国の壊滅」です。

いろんな敵に囲まれつつそれでもその中で自分の国が生き残るための教えと知恵が詰まっている。それが、孫子(の兵法)というわけです。

現代は乱世でも戦争が盛んにおこなわれる時代でもありません。

しかしながら、ビジネスや生きていく上では

「いかに(上手に)生き残るか?」

は重要なテーマです。

その「複数不確定な状態の中でも、生き残る知恵」はとても応用が利きます。

(もちろん最終的に応用をするのは自分自身ですが)

この部分が最も孫子が現代でも多くの経営者の方に読まれている理由だとおもいます。

(加えてよく言われる「戦わずに勝つ」という点もとても重視されていますが、これに関してはまた別の機会に触れたいかと思います。)


エピローグ 本誌もまた紹介したいですね

今回は、「図解 孫子 最高の戦略教科書守屋 淳 著 日本経済新聞社」

を紹介させていただきました。

孫子に興味があってどれから読めばよいか迷っている方は一度手に取ってみてください。

ほかにも図解はちょっと恥ずかしいとか移動中にも読みたいという方は、

「齋藤 孝 監修 1分間孫子の兵法 (1分間名著シリーズ)」

もおススメです。

図解ではないですが、ポケットサイズで持ち運びしやすいです。

監修されている齋藤先生は、多くの本の出版や意訳されているので内容も読みやすいですよ。

と本の読みやすさばかり紹介してしまいました。

いずれ

「孫子 最高の戦略教科書 守屋 淳 著 日本経済新聞社」

の内容についても触れていきたいかと思います。

▼今回ご紹介した本はこちら▼

Ak1-Nakamura

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