ピンチはチャンス?

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Volleyball ball over the net during match

プロローグ

私も昔は部活をやっていました。

バレーボールです。

試合ですから、勝っているときもあれば、負けているときもあります。

そんな、ピンチの時に一時期チーム内で、はやった言葉があります。

それは、「ピンチはチャンス」というもの。

当時はロジカルに考えず、

(というか、試合中に深く考える余裕はありませんでしたので(笑))

その言葉のみを信じて、

ピンチを乗り越えようと躍起になってたことを思い出します。

今日は、そんな考え方(?)を教えてくれるような一節です。


ピンチはチャンス!?

富貴はたとえば則ち春夏なり。人の心を蕩せしむ。貧賤たとえば則ち秋冬なり。人の心をして粛ならしむ。故に人富貴に於ては則ち其の志を溺らし、貧賤に於ては則ち其の志を堅うす。

言志四録 第四一条

金持ちとか身分が高いとかは、たとえていえば、春や夏のようなもので、人の心を溶かす。貧乏や地位が低いことは、秋や冬のようなもので、人の心を引き締める。そのため、富貴になるとその志を弱くし、貧しさや地位の低さはその志を強固にする。

佐藤一斎[著] 岬龍一郎[編訳] 言志四録 株式会社php研究所 p.31 より

境遇から学び工夫する

金持ちと父さんも兄さんも言っていましたが、

失敗や貧困な状態からはいろんなことを学べます。

といか、学べるように、ある種用意されたものといってもいいかもしれません。

(神様がつついてくれているという表現もあったと思います。)

言志四録にあるような、「達成してやる」という強固な思いもそうだと思います。

また、無いからこそ、

工夫し

知恵を振り絞り

成長し

強くなれるのだと思います。


資金がないからこそ儲かる?

丁度さっき読み終わった本があります。

そのタイトルは、

「お金がないから成功できる「波乗り」経営」主藤孝司(著),フォレスト出版

です。

すでにタイトルから、今回の教えを反映しているようなタイトルです。

(また、感想かきます!)

この本の末尾にも、同じように

同じ物事も捉え方を変えることで、良くなることが紹介されています。

私もまだまだチャレンジャーです。

志を強固に突き進みます!
 

 


エピローグ

バレーボールの話に戻ります。

今思うと実際のところ

「ピンチはチャンス」なのかもしれません。

ゲームには流れがあり、ピンチをしっかり乗り越えるとチャンスが来るからです。

もう一ついうと、負けに等しいような辛勝をしたあとのチームは強いです。

改めて、勝ち上がろうとしてきた心のねばり強さと

そのピンチを乗り越えて一段と強固なチームになるからかもしれませんね。

Ak1-Nakamura

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