プロローグ
最近は、ご飯ばかり上げてました。
「ご飯しか食べてないのではないか?」
と思われてしまうのも、あれですので、以前スタートしたテーマ
「言志四録」からの学びとアウトプットを再出発しようと思います。
失敗に学ぶ
本日の言志四録は、こちらの文章
~立志の功は、恥を知るを以て要と為す。~
言志四録 第七条
意訳)志を立てて成功するには、恥じを書くことが肝心である。
佐藤一斎[著] 岬龍一郎[編訳] 言志四録 株式会社php研究所 より
久しぶりの言志四録ですので、イメージしやすいものを選びました。
あなたにとっての「失敗」とは?
(あくまで私のイメージですが)
往々にして、多くの人は「失敗」=悪いこと
と思っているヒトは多いのではないでしょうか?
学校で答えを間違える→怒られる(恥ずかしい)
部活でミスをする→怒られる (恥ずかしい)
目立つ遊びをする(?)→怒られる (恥ずかしい)
すこし極論すぎますが、
【怒られるのは嫌】
↓
【チャレンジや失敗をすると怒られる】
↓
【何もしないでおこう】
怒られることが好きな人は(一部を除いてw)あまりいないと思います。
こういった積み重ねで、多くの人が失敗を避けるようになるのではないでしょうか?
もちろん、悪いことはわるいです。
(法を犯したり、人様に迷惑をかけたり)
このようなことは、しないに越したことはありません。
ですが、いつの間にか「チャレンジ」を忘れているヒト
殻にこもってしまっているヒトは実際います。
歓迎すべき チャレンジによる「失敗」
環境に恵まれる
私は、運よく若いうちに、良い師や友人に恵まれ、
「失敗」(なにか新しいことに飛び込みこと≒チャレンジ)
に対してあまり、億劫にはなりませんでした。
(と勘違いしてるだけになってないか怖いですが)
若いうちに「失敗」できたこと
わたしにとって共感すべき点は、
若いうちに多くのチャレンジができたことです。
本書にも類似の解説がありますが、
「失敗(チャレンジ)」せず、年をとってしまうと
傲慢になったり(器が小さい)
いざ失敗した時に、対応できなかったり、大きな失敗につながってしまうからです。
恥じらいは持っていていい
ここまで聞くと
「恥じらいをすてないと」
と思う人も出てきそうですが、
「恥じらい」は持っていて良いと思っています。
恥ずかしいから学ぶ
「恥じらい」
要は「恥ずかしい」と思うことは、たいていの人が
「二度としたくない」
と思うかと思います。
そう思えば、自ずと
「2度としないためにはどうすればよいか?」
と考え、失敗から学ぶからです。
エピローグ
失敗しにくい世の中だけど
なんとなくですが、
現在の世の中の仕組みや教育が
(変わりつつあるところは変わってきていますが)
「失敗淘汰」
あたりさわりなく無難に無難に
というがまだまだ存在しているように思います。
会社の(お客や社員を持つ)社長だったり
戦争中だったり
でしたら、命がけなので、失敗に億劫になることは理解できますが、
20世紀の現在
たいていの人にとって、失敗=「死」ということはないです。
ですので、(それこそ学生の方々には)どんどんチャレンジ失敗して
そこから学んでいって、上の世代を下からガンガンつついてほしいですね♪
Ak1-Nakamura