プロローグ
(2018年が終わる… 平成が終わる…)
今年ももう僅かです。
今私のいる福岡は、少し前までは暖かかったですが、
最近は、雨と晴れを繰り返し、急激に冷えてきました。
個人的には、やっと例年の冬らしくなったと思い、安心しております。
今回は、「言志四録」のカテゴリーの記念すべき第一回目です。
とりあえず、初めから読んで言って、気まぐれに抜粋しています。
「1回目だからこれ!」というわけではありません。
すべて重みのある言葉ばかりなので、全部上げてもいいですが、
それもどうかと思いますので、読み進める中で自分の行動に落とせるものや「シェアしたいな♪」と思ったものを書いていきます。
今日のテーマは「謙虚」
~およそことを成すには、すべからくにつかうるの心有るを要すべし。人に示すの念あるを要せず。~
言志四録 第三条
意訳)仕事をする場合は、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行うことが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない。
この言葉から私に一番響いた言葉が「謙虚」です。
実は、昔私は謙虚という言葉が好きではありませんでした。
というのも、「弱弱しいような感じ」がしたからです。
そしてもう一つ響いた理由は、
もう一つは、「できてるようでできない」からです。(←これに関しては今でも)
「謙虚」って何だろうか?
改めて「謙虚」って何?
これは私にとって、とっても大きな課題であり、問題です。
というか、今回の言葉で改めて「謙虚とはなにか?」と考えてみると、私の頭が混乱しちゃいます(*_*;
そこで、なんとなく謙虚と聞いて今私の思いつくことを書き出してみました↓
・地味なことを地道にしっかりとする。(あんま褒められないようなこと、ゴミ拾いとか)
・ひとに分け隔てなく敬意をもつ
・あいさつができる。
・偉ぶらない(えらぶるってなんだろうってなってしまいそうですが)
・人としての姿勢(?)
など? でしょうか?
(自信なし(笑)↑改めて見直すと、謙虚と違くない?って自分でも少し思いますが、とりあえず、進めます。(笑))
ためしに「謙虚とは」ってググってみました。
グーグル先生曰く
「自分を偉いものと思わず、すなおに他に学ぶ気持があること」
とのこと。
ふむふむ、「素直に学ぶ気持ち」 とはまた私の発想にはなかったです。(笑)
「学び」と「謙虚」と聞いて、ふと思うこと
私は、ご存知の方も多いかもですが、「マンガ好き」です。
「学び」と「謙虚」で思い出したものがあります。
それは、漫画「スラムダンク」の登場人物の安西先生の言葉です。
スラムダンクというバスケ漫画で、バスケットボール初心者の主人公桜木花道に、元全日本であり監督(名将)である安西先生の言葉です。
「下手糞の 上級者への道のりは 己が下手さを 知りて一歩目」
SLAM DUNK 安西先生の言葉
※桜木の特訓の為の合宿中、ビデオにとった桜木自分の(あまりにへたくそな)姿を認めない桜木に対しての言葉。
相変わらず、安西先生の言葉は確信を得てる…
勘違いしない
ちなみに今回の言志四録の言葉は、「仕事の時」と言っています。
いざ、仕事をする→その仕事をもらっている=自分はできる人だ!
と思っている人は少なからずいるのではないでしょか?
おごらず、真摯に向き合うことがこの場合の謙虚といえるのかもしれません。
大きな仕事であれ、小さな仕事であれ、
その仕事そしてそれにかかわる人に対して、おごらず向かい合うことが大事です。
私の場合は、「自信」が「過信」に変わらないように用心です。
改めて「学ぶ」とは…
部活や社会に出て思ったことは、「学ぶ」とは簡単じゃないということです。
部活で例えるとわかりやすいかもしれません。
例えば、サッカーを始めるとしましょう…
ルールブックや、サッカーの本を読んで、サッカーついて知ることはできます。
無回転シュート
ワンツーパス
オフサイドトラップ
などなどの理論やどのようにしてそうなるかも、本や動画を見ればわかるでしょう。
では、試合に出てそれができるでしょうか?
(相当な天才か俊才くらいでないと)まず無理であることは、言うまでもなく想像できるかと思います。
実際に何度もボールをけって、実際に試合をしないと、サッカーができるようにはなりません。
もちろん、「謙虚」を実践する場面は、スポーツと違って目に見えにくいです。
ですが、それでも意識して繰り返して、意識せずともできるようになるまで鍛錬する。
それが私にとっての「学ぶ」です。
だから、「学ぶ」って思いのほか大変です。
特に本を読んで「わかった気になる」ようなことがないように、とっても気を付けています。
エピローグ
ちなみに、ブログは、その実践というか上記のスポーツでいう練習の一つです。
少しでもアウトプットし実践する機会を増やすため、このブログは、今後も(気まぐれに)更新していきます(笑)
とうことで、今回は
言志四録 第3条
~およそことを成すには、すべからくにつかうるの心有るを要すべし。人に示すの念あるを要せず。~
意訳)仕事をする場合は、天に仕えるといった謙虚な気持ちで行うことが大事で、人に自慢しようといった気持ちがあってはならない。
より気付きを頂きました。
この言葉は、当たり前のような文章のように感じる人もいるかもしれませんが、
私自身「わかってるわ!」と思っているときほど要注意ですので、日ごろの自分に喝を入れていきたいです。
(というのも、分かった気になっても出来ているつもりでも、そういうことに限ってできていないことが多い気がするからです。)
Ak1-Nakamura